5本指シューズの構造
五本指シューズは一見シンプルな作りになっていますが、外から見た大きな特徴は【指先】と【靴底】の2点にあると、私は思います。
指先は『五本指シューズ』という名前の通り5本指に分かれているのですが、『ただ5本指に分かれている』というだけではなく、1本1本の指が個別に曲げ伸ばしできる構造になっています。
さらに、指と指の間はメッシュ状の動かしやすい生地で作られているので、1本1本の指を動かすのに強い力を必要としません。
そのため、ご高齢の方やリハビリ中の方にも使いやすい構造になっていると思います。
ただ小指の外側は、ぶつけたりした時の衝撃を吸収するために『クッション性を強く』しているようで、他の指に比べると動かせる範囲が少し小さくなっています。
この辺は、「可動性とクッション性をバランス良く考えているな・・・」と、個人的になんだか感心してしまいました。
リハビリ中の方や、筋肉の弱ったご高齢の方のように『足を自由に動かせない場合』ですと、何かと小指をぶつける事があると思います。
また、スポーツをされている方の場合も、人と交錯したりして足を踏まれる事って案外あると思います。
そういった時に、小指の外側が丈夫に作られているのは安心な要素だと私は思います。(おっちょこちょいな性格で小指をよくぶつける私にも安心です)
『靴底』はタコの吸盤のような形になっていて、地面に吸い付いて滑りにくい構造を目指している事がよく分かります。
ただこれは、見た目だけでは判断しにくい部分だと思いますので、『使用感のレポート部分』で感想を書いて行きたいと思います。